2025/07/25

中国テック最新動向:人型ロボット「Unitree R1」登場と激化するAI開発競争

中国のテクノロジー業界の進化は、まさに日進月歩です。特にAI(人工知能)とロボティクスの分野では、研究開発の段階を越え、具体的な製品やサービスとして市場に登場するケースが急増しています。今回は、最新のニュースの中から特に注目すべき「人型ロボット」と「大規模言語モデル(LLM)」の2つのトピックを深掘りします。

## ついに登場!3.99万元からの人型ロボット「Unitree R1」

ロボティクス企業のUnitree(宇樹科技)が、同社3番目となる人型ロボット「Unitree R1」を正式に発表しました。驚くべきはその価格で、なんと39,900元(約80万円)からとなっています。重量約25kgという軽量設計でありながら、音声や画像を認識するマルチモーダルな大規模言語モデルを搭載。さらに、開発やカスタマイズにも対応しており、研究者や開発者が独自の機能を追加することも可能です。これは単なる技術デモンストレーションではなく、価格設定された「製品」として市場に投入された点が重要です。人型ロボットが、専門的な産業用途だけでなく、より身近な存在になる未来を予感させる大きな一歩と言えるでしょう。

## 生成AI戦国時代!国産チップでの効率化も進む大規模言語モデル開発

中国国内での生成AI開発競争は、まさに「戦国時代」の様相を呈しています。スタートアップの階躍星辰(Step-Star)は、上海の国有資本からの新たな資金調達を発表すると同時に、新世代の基盤モデル「Step 3」を公開しました。特筆すべきは、このモデルが中国国産チップ上で、競合モデルの最大300%という驚異的な推論効率を達成したと主張している点です。一方、巨大テック企業のアリババも、世界トップクラスのクローズドモデルに匹敵するとされる推論モデル「千問3(Qwen3)」をオープンソースで公開。各社が単にモデルの性能を競うだけでなく、国産ハードウェアへの最適化や、オープンソース戦略によるエコシステム構築にも力を入れており、技術革新のスピードをさらに加速させています。

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