
マスクとオルトマン激突!OpenAI訴訟とMicrosoft工作
- 米カリフォルニア州で4月27日、マスク氏がOpenAIを相手に1340億ドルの損害賠償を請求する訴訟が本格化。
- 訴訟に伴い、2023年のOpenAI内部で起きた“宮斗”(権力闘争)の詳細が大量に公開された。
- Microsoftが裏で用意した250億ドル規模の“救済資金”と、取締役会への介入が明らかに。
こんにちは!テックブロガーの○○です。最近、マスクさんとオルトマンさんがまたもや激しく口論しているのをご存知ですか?しかも、ただのツイッター上のやり取りに留まらず、米カリフォルニア州の裁判所が4月27日に本格的な審理を開始することが決まりました。今回の争いは、単なる個人間の確執ではなく、生成AI業界全体の勢力図を揺るがす大事件です。さあ、なぜこのニュースがこんなに面白いのか、一緒に掘り下げてみましょう!
訴訟の概要とマスク氏の主張
イーロン・マスク氏は、OpenAIの創業期に資金提供や人脈構築で大きく貢献したと主張しています。にもかかわらず、現在のOpenAIの評価額は約5,000億ドルに達し、マスク氏は「自分が最大の冤罪者になった」ように感じているようです。そこで、マスク氏はMicrosoftとOpenAIに対し、総額1,340億ドル(約170兆円)もの損害賠償を求める訴訟を提起しました。
訴状には、マスク氏が出資した資金や、AI研究に対する直接的な貢献が詳細に記載されています。さらに、ChatGPTが関与したとされる死亡事故9件(うち5件は自殺とみられる)を根拠に、OpenAIの安全性への懸念も訴えています。
Microsoftの裏工作:250億ドルの“救済資金”
訴訟が公になると同時に、過去に隠蔽されていた内部文書が次々と流出しました。その中で最も衝撃的だったのが、Microsoftが用意した「250億ドル(約1700億円)の救済資金」の存在です。
2023年11月17日、OpenAIの取締役会は突如としてCEOのサム・オルトマン氏とCOOのグレッグ・ブロックマン氏を解任しました。MicrosoftのCEOサティア・ナデラ氏は当初、何が起きたのか全く把握できていなかったと語っていますが、実はMicrosoftはすでに「Microsoft RAI Inc.」という新会社を設立し、即座に資金投入の準備を進めていたのです。
MicrosoftのCTOケビン・スコット氏は、社内チャットで「子会社はすでに準備完了、月曜からでも注資可能」と報告。オルトマン氏は「kk(了解)」と返答しただけで、実際には250億ドル規模の人件費・株式補償を用意して、OpenAIの全社員を引き抜く計画が進行していたことが明らかになりました。
取締役会への介入と“強硬なNO”
オルトマン氏が復帰交渉を行う際、Microsoft側は新しい取締役候補の選定にも強い発言権を持っていました。ナデラ氏とスコット氏は「Strong strong no(絶対にダメ)」といった強硬な姿勢を示し、オルトマン氏が提案した人選を一蹴。スコット氏は冗談交じりに「自分が取締役になる?」と書き込み、ナデラ氏は「👎」という絵文字で返答しています。
マスクとオルトマン、そして日本のAI業界への示唆
今回の訴訟と内部闘争は、生成AI(LLM)やマルチモーダルAIが急速に普及する中で、企業間のパワーバランスがいかに変化し得るかを示す好例です。日本のAIスタートアップや大手企業も、資金調達やパートナーシップの際に「誰が本当のオーナーなのか」を見極める必要があります。特に、MicrosoftやGoogleといった大手クラウドプロバイダーが「AIインフラ(訓練・推論)」を支配しつつ、実際のプロダクト開発にどれだけ関与しているかは、今後の競争戦略に直結します。
また、マスク氏が指摘したChatGPTの安全性問題は、AIチップ・ハードウェアやデータ評価・安全性の観点からも重要です。日本企業がAIを導入する際は、単に性能だけでなく、倫理的リスクや法的リスクも検討し、適切なガバナンス体制を構築することが求められます。
まとめ:今後の展開はどうなる?
4月27日の裁判がどのような判決になるかはまだ分かりませんが、以下のポイントが注目されます。
- マスク氏が求める損害賠償額が認められるか。
- MicrosoftがOpenAIに対してどれだけの影響力を保持できるか。
- オルトマン氏が復帰できるか、あるいは新たなAI企業を立ち上げるか。
いずれにせよ、生成AI業界は今後も激しい“宮斗”が続く予感です。読者の皆さんも、最新情報を見逃さないようにチェックしておきましょう!それでは、次回の記事でまたお会いできるのを楽しみにしています。