2026/01/26

Intel 第三世代 Ultra搭載CPUでPS5級ゲーム性能を体感

Intel 第三世代 Ultra搭載CPUでPS5級ゲーム性能を体感 のキービジュアル
  • 第3世代 Core Ultra X9 388H のCPU・GPU性能を実測で検証
  • 軽量ノートPCでRTX 3060相当、PS5クラスのゲーム体験が可能に
  • 大容量メモリとXeSSでローカルAI(生成AI・LLM)も快適に動作

こんにちは!テックブロガーの○○です。最近、Intel が発表した第3世代 Core Ultra 系列が、ノートPCの常識を覆すような性能を見せていると話題になっています。特に、12 コア Xe3 GPU を搭載した「Core Ultra X9 388H」搭載機種は、軽量ノートでも RTX 3060 もしくは PS5 クラスのゲームが快適にプレイできると聞き、実際に検証してみました。生成AI や LLM がローカルで走る時代に、CPU と GPU が同居するこのチップは、私たちの作業環境やゲーム体験にどんなインパクトを与えるのでしょうか?一緒に見ていきましょう!

1. Core Ultra X9 388H のハードウェア概要

今回テストに使用したのは、Lenovo の「小新 Pro 16 GT AI 元启版」です。搭載されているのは Intel の第3世代 Core Ultra X9 388H(コードネーム Panther Lake)で、2nm 18A プロセスで製造された 12 コア Xe3 GPU を内蔵しています。CPU は 12 コア / 20 スレッド、ベースクロックは 2.2 GHz、ターボ時は最大 5.0 GHz です。メモリは 32 GB(DDR5‑5600)で、最大 18 GB を GPU 用に共有できるという点が大きな特徴です。

ディスプレイは 2.8K 120 Hz OLED、ピーク輝度は 1100 nits と、HDR 表現が非常にリッチです。バッテリーは 99.9 Wh と大容量で、日常のオフィス作業は約 8 時間、フル充電で外出先でも一日中使える点が魅力です。

2. 実測ベンチマークとゲーム性能

まずはベンチマークです。Cinebench R24 のシングルスコアは 130(バッテリー駆動)/127(電源接続)で、マルチスコアは 1121/1314 と、前世代の Core Ultra と比べて大幅に向上しています。3DMark Time Spy の総合スコアはバッテリー駆動で 7856、電源接続で 7896 で、RTX 3060 エントリーモデルに匹敵するレベルです。

実際のゲームでは、『黒神話:悟空』を 1080p 中設定でプレイし、XeSS(Intel のフレーム生成技術)を有効にした場合、平均 90 fps を安定して記録しました。XeSS をオフにすると 50 fps 前後に落ちますが、依然として快適にプレイできます。

他にも『バトルフィールド 6』や『フォルツァ ホライゾン 5』をテスト。1080p 高設定+XeSS で 120 fps 前後、光追を最低に抑えても 55 fps 程度を維持でき、PS5 の実機とほぼ同等の体感を提供しています。軽量ノートPCでここまでのフレームレートが出せるのは、CPU と GPU がシームレスにリソースを共有できる XPU アーキテクチャのおかげです。

3. ローカルで走る生成AIとLLM

CPU の性能だけでなく、メモリ帯域と大容量の共有メモリが注目ポイントです。32 GB の DDR5‑5600 を搭載し、最大 18 GB を GPU 用に割り当てられるため、ローカルでの AI 推論が現実的になっています。

実際に LM Studio を使い、20 B パラメータのオープンソース LLM(GPT‑OSS‑GGUF)をロードしてみました。3 000字程度の文章要約を数秒で生成でき、オンラインの ChatGPT とほぼ同等の速度と品質でした。さらに 30 B クラスの Qwen3‑VL‑30B を試すと、ロードに時間がかかるものの、生成速度はまだ実用レベルです。

しかし、Stable Diffusion 系の画像生成モデルは、現時点では Intel の Xe3 GPU が公式にサポートされていないため、動作させることができませんでした。Intel がローカル AI PC を本格的に推進するなら、GPU ドライバとフレームワーク側の最適化が急務です。

4. 日本市場への示唆

日本のゲーマーやクリエイターにとって、軽量ノートで RTX 3060 相当の性能が出せるというのは大きな魅力です。従来は「軽量=性能低」だったノートPCのジレンマが、Core Ultra 系列で解消されつつあります。さらに、ローカルで LLM を走らせられる点は、機密情報を外部に送信できない金融・医療業界でも活用が期待できます。

価格はまだ高めですが、2026 年モデルが本格的に出回る頃には、同等スペックの独立GPU搭載ノートと価格差が縮まる可能性があります。日本の大手メーカーが同様の XPU アーキテクチャを採用すれば、国内市場でも「軽量ゲーム本」や「AI PC」の新しいカテゴリが誕生するでしょう。

以上、Intel 第3世代 Core Ultra X9 388H を実際に使ってみた感想でした。CPU と GPU が一体化したこのチップは、ゲーム性能だけでなく、生成AI・LLM のローカル実行までカバーできる、まさに次世代の「全能本」だと思いませんか?ぜひ、皆さんも実機で体感してみてください。

出典: https://www.ifanr.com/1652900