2026/02/26

10万円級SUV零跑A10、魔術座席で空間革命!

10万円級SUV零跑A10、魔術座席で空間革命! のキービジュアル
  • 零跑A10が10万円クラスで実現したハイエンド装備と広大な収納術
  • 800Vプラットフォームや高性能AIチップ搭載で走行性能と快適性が大幅向上
  • 自社部品製造率65%のコスト戦略が低価格に貢献、国内外での競争力を強化

こんにちは!テックブロガーの○○です。中国の新興EVメーカー、零跑(レイパオ)が2026年に向けて掲げた「105万台」販売目標、そしてその鍵を握る新型コンパクトSUV「A10」について、ちょっとワクワクしながらご紹介します。価格は10万円クラスなのに、まるで高級車のような装備と「魔術座席」なる驚きの収納機能が満載です。中国テック業界の最新トレンドと、AIチップや自動運転技術がどのように実装されているのか、一緒に見ていきませんか?

零跑A10が狙う10万円級市場の全体像

中国のEV市場は、価格に極めて敏感な10万円~20万円帯が激戦区です。BYDや吉利、五菱といった大手がすでに高いシェアを占め、価格・航続・装備のバランスが成熟しています。そんな中で零跑が「価格だけで勝負できない」ことを認識し、差別化の鍵として「空間とテクノロジー」を選びました。これがA10に凝縮された戦略です。

ハイエンド装備が10万円クラスに集結

ディスプレイとAIチップの融合

まず目を引くのは、14.6インチ・2.5K解像度のタッチスクリーンです。10万円クラスの車でこの解像度は珍しく、背後で動くのは高通(Qualcomm)社製のSnapdragon 8295 AIチップ。従来の8155に比べて演算性能が大幅に上がり、3D車両モデルの描画や音声認識がスムーズです。生成AIやLLM(大規模言語モデル)を活用したインフォテインメント機能の実装も視野に入っており、まさに「中国テック」の最前線がここにあります。

サウンドと快適性

12スピーカー・540W出力の7.1サラウンドシステムを搭載し、車内はまるで小型シアター。シートは欧州の母子安全認証を取得した素材を使用し、全車面にソフトパックが施されています。これだけの装備が10万円以下で実現できるのは、零跑が部品の自社製造率を65%にまで高めた結果です。

800Vプラットフォームと高速充電

A10は従来の400Vプラットフォームを捨て、800V高圧システムを採用。39.8kWhと53kWhの二種類のリン酸鉄リチウムバッテリーを搭載し、CLTC航続はそれぞれ403kmと505kmです。30%から80%への充電はたったの16分で完了し、都市部での急速充電が現実的に可能です。これに加えて、激光レーダーとSnapdragon 8650自動運転チップ(200 TOPS)により、都市走行での高度なアシスト機能が提供されます。

魔術座席が生み出す“無限”の収納スペース

コンパクトSUVでありながら、A10は「空間の魔術師」と言える設計が光ります。リアシートは本田の魔術座席を参考に、シート背もたれを上げるとフラットなフロアが現れ、折りたたみ自転車や大きなプランターまで楽々収納可能です。さらに、リアトランクは602L、シートを倒すと最大1549Lに拡大。底部には106Lの防水収納スペースがあり、泥や水に濡れたアウトドア用品もそのまま入れられます。

コスト構造と価格戦略の裏側

高性能部品を低価格で提供できるのは、零跑が「自社部品工場」を17か所持ち、車灯・シート・ポンプ・樹脂部品まで自社製造しているからです。サプライチェーン上のマージンを削減し、余剰分を激光レーダーや高性能スピーカーに回すことで、総合的なコストパフォーマンスを実現しています。これは、単なる「価格競争」ではなく、独自の「コスト護城河」を築く戦略と言えるでしょう。

日本市場への示唆と今後の展開

日本の自動車市場でも、低価格帯のEVが徐々に注目を集めています。零跑A10のように、価格以上のテクノロジーと空間価値を提供できれば、国内メーカーにとっても新たな競争軸になるはずです。特に、AIチップを活用したインフォテインメントや高速充電インフラは、国内のEV普及に向けた重要課題です。零跑が欧州向けに同一プラットフォームを展開する計画もあるため、グローバルでのコスト削減ノウハウが日本にも波及する可能性があります。

以上、零跑A10が10万円級市場で見せる「装備と空間の魔術」について解説しました。価格だけでなく、実際に乗ってみて感じる快適さや使い勝手が、次世代のEV選びの重要な指標になると思いませんか?ぜひ、試乗レポートや実際のユーザー体験を通じて、あなたの次のカーライフに取り入れてみてください。

出典: https://www.ifanr.com/1655963